「アクティブ・ラーニング」という言葉をご存知でしょうか。
グループディスカッション、ディベート、グループワークショップ等を通じて、受動的ではなく、能動的な学習参加を促す学習法のひとつです。これにより、認知的、倫理的、社会的能力や教養、知識などの汎用的能力が養えると言われています。これから社会で活躍するには、世界中の人たちとのグローバル競争に勝っていかなければいけません。
そのためには、この「アクティブ・ラーニング」を使った新しい学習法が必須となります。新しいとは言っても、大学の授業を中心に、ここ数年、教育業界ではトレンドになっていますが・・・。
ひょっとしたら「知識を詰め込むという今までの教育法の方が簡単かもしれません。積んだ知識を、応用し、新たに創造していく事が必要になるわけですから。ただ、とても未来が広がりますね。私が子どもの頃からこういう教育を受けていたら自分の世界が変わっていたでしょう。
「アクティブ・ラーニング」という少し難しい言葉を使ってしまいましたが、ナリスタのチームビルディングのカリキュラムはまさに「アクティブ・ラーニング」の1種ですね。決められた課題に取り組む「問題解決学習」、自分たちでアイディアを出す「考察力」、「課題発見力」、チームの意見を聞く「傾聴力」など、学べる力は多岐に渡ります。
ただ一つ、子どもたちは「能動的」かと言うと、今のところは「ナリスタのカリキュラムだから」と受動的かもしれません。どうすれば「能動的」に受けられるようになるのか。難しいテーマですね。引き続き、ナリスタでは子どもたちがこれから社会で活躍できる人材になれるように色々な指導法や教育法を考え、実践していきます。
さて、今日はそのチームビルディングのプレゼン発表の日です。残念ながら風邪やインフルエンザ等でお休みする子も多い中、とても頑張ってくれました。
先週までにしっかりと準備をし、発表の練習をしたので、発表じたいはとても上手でした。前を向いて発表することや、声の大きさ、資料の見やすさなど・・・。
でも、肝心な「発表の工夫」がまだまだできないです。どのチームも紙に書いて、それを読むだけでした。「発表の仕方は自由で、工夫してね」とは言ったものの、まだまだアイディアが出ないみたいですね。
次回からは発表の工夫ができるようにこちらもファシリテートしていかなければいけませんね。
プレゼンの後は、「個人の振り返り」と「チームの振り返り」です。この時間はしっかりと取りました。とても大切です。
良かった点と悪かった点を書きだしてもらい、悪かった点をどうすれば良かったのか考える。1年生には少し難しい振り返りかもしれませんが、しっかりと振り返りができている子もいました。こちらの振り返りシートはお父様・お母様にも見てもらうために、配布を検討しています。
子どもたちの頑張りや反省点を是非、ご家庭でも話し合ってみて下さい。
明日は節分ですね。昨年同様、神社に行きますよー。宜しくお願いします。