ナリスタ子供たちの力を伸ばします!

昨日はチームビルディングでした。

今回は割りばし50~150本と輪ゴム50~150個を使って(レベルにより割りばしと輪ゴムの数が変わります)、ボールが転がる橋またはボールを乗せる橋を作ってもらっています。

ボール転がしの橋、ボール乗せの橋ともにレベルAからDまであり、自分たちで目標を決めチャレンジしているんです。

Dレベルをクリアすると次はCレベルにチャレンジと、どんどん目標レベルを上げていきます!!

 

さて、割りばしブリッジのプログラムが始まり1ヶ月半が経ちましたが、1年生チームでDレベルをクリアしたのはわずか1チーム、、、

なんとかならないかな~、みんなのやる気がこのままじゃ続かない気がするな~やばいな~と考えていて、Dレベルの下にマメレベルを作ろうと決めました。

マメはあれです、鬼ごっことか缶蹴りなどの遊びに特別ルールで参加している子ども(マメ)のことです。

マメレベルではセロハンテープを使っていいことにしました、そうすれば作りたい形を簡単に作れるので、

イメージを形にしやすい!一度クリアできれば、Dレベルもすぐにクリアできるのではと考えましたb

 

授業が始まり1年生たちにマメレベルを作ったことをお話しました、「まずはマメレベルで挑戦したいチームがあったら言ってね、セロハンテープをあげるから。」

しかし!!全チーム、マメレベルを断りDレベルにチャレンジすると言いました!!さすがナリスタの子どもたち、一か月半悩んで考えて悩んで達成できていなくても、心は折れていなかった!

マメレベルを断ったことで奮起したのか、この日、1年生の2チームが目標を達成したんです!すごいっ!!

 

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このチームは橋の長さ50㎝でボールを転がすDレベルをクリアしました。

写真は一分間プレゼンをしているところです。

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橋ボール乗せ10個のDレベルにクリアした1年生チームの一分間プレゼンの写真です。

一ヶ月半苦しんで悩んで目標を達成したこの2チーム、とても喜んでいました。

簡単には達成できなかったからこそ、達成したときの喜びはひとしおです♪

「次はCレベルにチャレンジするんだ」と、やる気満々でした(笑)


努力すれば目標を達成でき成長できる、それがわかってくると頭の中が成長思考になっていきますねb

 

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さて上の学年、このチームは素晴らしかったですね!

実験をしてみて、問題点を見つけすぐに改善。
また実験をしてまた改善、10分ちょっとで実験、改善を3回繰り返し、見事ボール乗せレベルCをクリア!!

 

下の写真が改善前です。

問題は上下にボールを乗せたときの真ん中の強度不足。

問題をすぐに見つけ、どうすれば問題が改善されるかみんなで話し合い、すぐに改善。

もう一度実験をしてみると、まだ弱い部分があることがわかりまた改善。

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このチームの橋をみた2年生の男の子は驚愕していました(笑)

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改善を繰り返し、本物の橋みたいな構造になりましたね。

ここまで作るのに職員のアドバイスは一切ありません、チームのメンバーだけで考えました。

考える、手を動かす、考えるがしっかり出来ていました、本当に素晴らしいb

レベルAをクリアするにはトラス構造など強度を高めるアイディアが出てこないと目標達成できないですが、それは職員の声掛けでどうにかします(笑)

1年生チームも繰り返し練習すれば、上級生のようになれるので、頑張ってください。

 

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さて、驚愕していた子がチームで早速アイディアを取り入れて橋を作ろうと試行錯誤していました(下の写真)。

終わりに子どもたちにお話しましたが、社会でも同じことが起こっていること。

「どこかの会社が何かを作るとマネをして同じようなものを別の会社が作って来るんだよ。セブンイレブンのコーヒーもそうだよね、セブンでコーヒーが売れるとファミリーマートやローソンがコーヒーを売るようになったよ。マネをすることは悪いことではないんだよ、どんどん真似してそこから何か気づいたらさらにアレンジしていけばいいんだ。」

ランチェスター戦略のリーダー、フォロワー、ニッチのお話ですね。

 

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最後に賞状を貰った1年生は大喜び♪

1年生の保護者様から嬉しいメールが届きましたよ。


 

昨日はチームビルディングでの事がとても嬉しかったようで、帰宅してすぐに表彰状をみせながら興奮気味に家族に報告してくれました。

併せてマイページでこれまでの様子を拝見しました。

成功するまで苦労していたみたいですね。

先生方の声掛けで達成できるようになって、大きな自信につながったことと思います。

私もとても嬉しかったです。

いつもどうもありがとうございます。


 

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ナリスタでやっているチームビルディングですが、算数(数学)や英語と同じで積み重ねの科目です。

問題発見力や問題解決力、コミュニケーション力やリーダーシップ力、表現力、成長思考などなどは1,2年やったから身につくというものではありません、当たり前ですね。

さらに算数みたいに結果がすぐに出てくる科目でもありません、見えにくい力です。

学年が上がってくると(4年生以上)ナリスタに通う日数が減るのが普通ですが、算数や英語と同じで上記の力は継続して練習していかなければいけないことをわかっていて、学校では

学べないことをナリスタで学んでほしいと願っている保護者様は、火曜日のプログラムだけはと通い続けてくれています。

火曜日のプログラムは2020年度の教育改革にリンクさせるようにプログラムを作っています。来年度から問題発見にも必要な探求心を育てるため、火曜日のプログラムに追加

でGEMSを導入しますので期待していてください♪  GEMS詳細はコチラ

これからもナリスタ生徒の力を伸ばしていきますので、よろしくお願いしますb

 

2017年度ナリスタ学童説明会はこちら

課題解決から課題発見の時代へ

(日曜日にFacebookページに投稿した記事を転載)

子供たちにも読んでもらいたい内容だったので購入。
とりあえず、自分で読んでみる。

画像の文章を読んだだけでワクワクする本じゃないですか♪

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普段子供たちに伝えていることと被る部分も多いですが、私から話を聞くより本から学んだ方が想像が広がりいいかなと思っています。

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ミライの授業読み終わりました。
子供たちに伝えたいメッセージがたくさん書いてありましたよ。朝の投稿の写真に書いてあったように未来のことについてや、高木兼寛や、サッチャー、大村聡など過去の人物を例にしてその人たちがどう未来を作ったか書いてありました。

古いパラダイムが新しいパラダイムに移り変わるためには、「世代交代」が必要であるなど、その通りですね。

これからは課題解決から課題発見の時代へ。
(課題解決/みなさんのご両親が中学生だったころ、与えられた課題をガンガンこなす人が求められていました。数学の問題集をたくさん解いていくような課題解決の力です。でも、なんの疑いもせず、与えられた課題をガンガンこなす人は、いまやアジアやアフリカにたくさんいます。しかも彼らなら、日本人よりもずっと安い給料で働いてくれます。)

とも書かれていましたが、課題発見は2020年教育改革の批判的思考力(クリシン)にもつながります。また、画像のイシューからはじめよの「何に答えを出すべきなのか」にも書かれていますが、課題設定力も合わせて必要になってきますね。

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本日も楽しんでいきましょうb