今度、時間があるときに中学生とのマイアカデミーでやろうとおもっていること。
有益な情報から無益な情報(無益というか騙されるような)まで、大量に情報が溢れている現代の情報社会。皆様もネットで調べるときに、それは一次情報なのか、二次、三次情報なのかを調べますよね。伝言ゲームと同じで、情報の伝わり方は変化していきます。自分の都合のよいところだけを切り抜いて、2次情報として加工するとかもありますし。
昨日、日テレが首相発言を歪曲したとして、テレビで謝罪しましたね。
最初テレビの報道では
安倍首相→「選挙のためだったら何でもする」
とテレビで報じました。安倍さんは本当はなんと言ったのでしょうか?
歪曲報道だとクレームが来て、日テレは訂正しました。
安倍首相→「選挙のためだったら何でもする
無責任な努力に負けるわけにはいかない」
最初と訂正後では何が変わったのかいまいちわかりません。
テレビで伝えていることを真に受けず、一次情報を調べてみましょう。この一次情報とは、安倍さんの国会での発言を探せばいいのですね。テレビでは前後関係の文脈を無視して切り取って伝えることも多いので、そこも注意です。
調べると安倍首相の発言はこうでした。
※政策が一致していないのに野党同士で新党を結成することに対して
安倍首相→「選挙のためだったら何でもする誰とも組む、こんな無責任な努力に私たちは負けるわけにはいかないのです」と発言していました。
テレビでの伝え方
①
「選挙のためだったら何でもする」
②謝罪、訂正後
「選挙のためだったら何でもする
無責任な努力に負けるわけにはいかない」
一次情報
「選挙のためだったら何でもする誰とも組む、こんな無責任な努力に私たちは負けるわけにはいかないのです」
テレビでも自分たちの都合よく加工しています。
選挙のためだったら何でもするなんて聞くと、ちょっと引きますよね。。。なんでそのまま正直に伝えず、おとしいれるような加工を日テレがするのかはわかりません。。。情報が正しいのか疑う力は今後の社会では必須です。
これはテレビに限らず、新聞や他のメディアも同じですね。
ということで時間があるときに、「一次情報の大切さ」で中学生たちとマイアカデミーの授業をします♪