学問は米をつきながらも出来るものなり   学童 教育 子ども 想い

普段、学童で関わっていると直接の関係がないかもしれませんが、明日は「大学入試センター試験」初日ですね。

大学受験生にとって、合否の命運を大きく分ける試験です。大学受験生の皆さま、今までやってきた事を信じて精一杯頑張って下さい。

 

センター試験は全教科マークシートでの解答です。私も10数年前、センター試験を受けました。(子どもたちにはいつも40歳代と言われますが、共通一次の時代ではないです!笑)私は、このマークシート(というより選択問題)が大の苦手で、消去法で考ると、いつも2択までは絞れるのですが、残り1択で散々迷っておりました。「こっちの答えで良いのか?」と、どんどん不安になっていくのですね。

散々迷った問題は間違っており、消去法にせず、真っ先に「これだ!」と決断した問題の方が正解になることが多かったです。ま、「勉強不足!!」と言われればそれまでなんですが・・・。

そんな私は、見事にセンター試験を失敗しました。それまで何十回と受けてきた模擬試験や志望校の合格判定がはるかに遠のく程、散々たる結果でした。3日ほど凹んでいましたね。

高校の先生にも「浪人覚悟」と言われていましたが、私には「日本史」という最大の武器があり、第一志望の大学入試では二次試験としてその「日本史」の筆記試験(しかも苦手な選択問題がなく、記述問題ばかり)があったので、センター試験の借金分を大幅に挽回し、合格できました。ちなみに、二次試験が日本史以外の教科だった他の大学は全滅でした・・・。その時、「日本史が好きで良かった!!!」と心底思いました。

 

さて、明日がセンター試験だからか、今日のナリスタスタッフミーティングでは、「2020年教育改革」の話になりました。

 

2020年に大学入試制度が変わり、現在の「大学入試センター試験」が変わります。勉強した『正しい知識』を『正しく選ぶだけ』のような知識優先型の学習から『知識の応用』などの「総合型学習」や「考える学習」に変わるのはこれまでにもお伝えした通りです。ナリスタでは数年も前から子どもたちに「自分で考え、自分で解決する」ことの大切さを伝えています。手前味噌にはなりますが、時代がナリスタの考えに追いついてきたのかもしれません。

ただ、今日のスタッフミーティングで私が感じたことは、「勉強は本来、誰かにやらされるものではなく、子どもが自ら夢や目標を持ち、そのために必要なことや興味があることを自ら考え、それらを学んでどんどん探求していくものだ」ということです。まだ教育制度が整っていなかった昔々の学問のあり方もおそらくそうだったはずです。

冒頭の私の日本史の件も、「昔の人ってどうだったんだろう?」というギモンからどんどん好きになり、自ら学んでいったことを思い出しました。

子どもたちにはとことんギモンや問題をみつけて、どんどん追求してもらいたいと思います。

 

2020年教育改革対応コースについて>>>>>こちら

NARISTA UP でも伝えています>>>>>コチラ

 

 

長くなってしまい申し訳ありません・・・。ナリスタの今日は体操のカリキュラムでした。

マット運動で、開脚しての前転と後転を行っております。

 

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「今日のナリスタの様子はそれだけかよっ!」のツッコミは真摯に受け止めます。常に教育を真剣に考えておりますので・・・。たまにはこういうブログを・・・。

 

来週月曜日は雨もしくは雪のようです。送迎に影響が出ないことを祈りつつ、センター試験の問題をチラ見しながら週末を過ごします。(最近は全く勉強をしていないので解けません!泣)

来週もどうぞ宜しくお願い致します。

好奇心はいつだって新しい道を教えてくれる  NARISTA 大田区 民間学童 読解力 国語 考える力 ワークショップ

こんばんは。今日もありがとうございました。

今日は12月14日、約200年前に「忠臣蔵」で有名な赤穂浪士の討ち入りがあった日です。昔はこの時期になると、やたら「忠臣蔵」の時代劇がテレビで放映されていましたが、最近は放送しているのでしょうか。(テレビを見なくなったもので・・・。)

時代劇だと、討ち入り当日は雪が降っているのですが、実際には降っていなかったようです。盛り上げるためにそういう環境にしたんですね。

江戸城、松之廊下で赤穂藩主である浅野内匠頭が吉良上野介に切りかかった事がこの話のきっかけですが、実は、切りかかった理由が不明なままなのです。時代劇などでは色々と理由をつけて、吉良上野介を悪役に仕立てていますが、どれも推測や作り話です。

歴史は、こういう推測(もちろん、研究も必要ですが)をしていく点も面白さのなんですね。私が歴史好きな理由の一つです。帰宅したらDVD借りて見ようかな・・・。

 

さて、今日は「ことばの学校」と「マインドマップ」の月曜日です。まずは「マインドマップ」から。

先週に引き続き、モノの観察をしました。今回はセロハンテープカッター台を観察しました。マインドマップを学ぶ目的は、頭の中にある知識や考えを出していき、それをまとめるということと、考えをより深く掘り下げていくこともあります。今回は、特にこの「考えの掘り下げ」に重点を置きました。

セロハンテープカッター台は、①持つと重い ②テープ装置がくるくると回転する ③引っ張ってテープを切る という特徴があります。その3点から、「なんで、重いのか」「なんで、くるくる回るのか」から、「何故?」「何故?」と質問をしていき、考えを深く掘り下げさせました。

まだ考えることに慣れていないため、「何故?」と聞くと、「知らない」「ワカラナイ」で思考がストップしてしまいます。そこをもっともっと考えさせる訓練はまだまだ必要です。

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答えがないものを考える。答えがないものを想像して創造する。この大切さをマインドマップ以外でも子どもたちに伝えていきたいです。

 

ことばの学校は、速聴スピードを少しずつ上げています。そろそろ、今のグレードが終了する子もいます。とても頑張っています。

 

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この週末、小学校の先生をやっている後輩と会う機会がありまして、そこで読書習慣についての話になりました。学校の先生も、子どもたちに読書習慣をつけるのは苦労しているそうです。「ことばの学校」は楽しみながら、読解力と速聴力と語彙力と読書習慣までつけられるので本当にいいシステムですね。「羨ましい」と言われました。

 

 

塾も生徒が増えて賑わっています。また明日から宜しくお願いします☆