考える力を育むワークショップ  子は宝

こんにちは晴れ3連休、満喫されたでしょうか。今年も多くの方が成人式を迎えましたねぐぅ~。子は宝、日本の未来をささえる、創る、国の宝ですグッ!
さて、冬休みにおこなったワークショップをブログで書いていなかったので、今日はそのことについて書きます。
ナリスタの方針、思いは、子どもたちに考えられる人になってもらいたいということがあります。なので、私のワークショップでは考えさせることをよくします。未来はどう変わっていくのかわかりませんが、考えられる、問題を解決できる人になってもらいたいと考えています。
今回のワークショップは「ペーパーツリー作り」をしました。3~5人のチームを作り、新聞紙を使って、橋を作るワークショップ。
決められた枚数の新聞紙と輪ゴムを使って、テニスボールを転がせる橋を作ること。
長い橋を作れたチームが勝ち。他にもプレゼンの上手さも点数に入ります。

今回のワークショップの説明を終え、子どもたちが考えだします。冬休みだったので、午前中にこの課題を出し、「夕方の5時までに終われば外遊びに行ってもいいし、なにやってもいいよ」と伝えました。
「難しいね、どうする」「とりあえずやってみようよ」子どもたちの試行錯誤が始まります(笑)

コの字に新聞紙を折るチーム。二本の筒を作るチーム。とりあえず長い橋を作るチームといろいろです。どのチームも作った橋でテニスボールが転がるのかテストします。
30センチはどのチームも成功させますが、それ以上の長さになると、橋の真ん中の強度が必要になります。どのチームも真ん中で橋が折れてしまい、なかなか長い橋が作れません。
「輪ゴムがポイントなんじゃない、これ使わないと長い橋できないんだよ」と気づく子もいましたね。

答えは自分たちで作りだすしかありません。人というのはこれだ!!と思うと、思考が固まってしまうので、違う角度からなかなか見ることができません。私が、それだったらこういうことも出来るんじゃないの?などの視点を変えるアドバイスをします。

お昼ごはんを食べて、外遊びに行く子は外に出かけました。さあタイムリミットが近づいてきています。
「残り一時間だよ~」と私が大声で教えます。あちこちから「やばいやばい」と聞こえてきます(笑)「橋を完成させるだけじゃなくて、プレゼンシートも5時までに書き終わらなきゃダメだよ」「そうだった~~」

5時になり、橋作成が終わりました。さてプレゼンと実際に橋にボールを転がします。
橋の名前や工夫したところ、自分はどこを担当したなど、プレゼンが始まりました。
一年生もしっかりプレゼンができていましたよぐぅ~。素晴らしい。

一番長い橋を作ったチームは2年生チームの90cmでした。おめでとうキラキラ実はこのワークショップ、塾の子たちがやっているのをナリスタの子たちにやってもらいました。中学生チームは新聞紙5枚を使って、2m近くの橋を作るチームもいます!!塾は5科目を勉強するところというイメージがありますが、将来必要な力をこのグループワークを通して身につけさせてあげたいと、塾の授業時間外に子どもたちに集まってもらい、ワークショップをしています。
※ペーパーツリー作成をする中学生


さて最後は個人の振り返りシートに記入し、次回やるとしたら自分はどんな役割をしたいかなどを考えてもらいました。

実はこんなこともありました。すごい橋を作りたいと頑張っていたチーム。時間ギリギリまで試行錯誤をし、距離を伸ばそうとしていました。
結果、時間に間に合わず橋が完成していない状態でチャレンジしたので、30センチもクリアできませんでした。
一番頑張っていたチームなので私も残念でしたし、その子たちも悔しそうでした。
頑張っていましたが、伝えなければいけないことがあります。
「100点目指して頑張っててすごかったねビックリマークでも午前中から言ってたよね、5時には絶対終わらせてね、時間ピッタリにプレゼン発表始めるからって。もしかしたらあと2,3時間あれば完璧な橋ができたかもしれない、でもそれですごい橋が完成しても0点なんだ。時間までに60点でも70点の完成度の橋でもいいから、とりあえず完成させなきゃダメなんだよ。話は変わるけど、テストの日だって決まってる。あと一週間あればとかは通用しないんだ、わかるよね。今回のワークショップやテスト以外でも同じようなことはいっぱいあるんだ。みんなのお父さん、お母さんが一番よくわかってることだと思うけどね。じゃあどうすればいいか、時間までにいかに100点に近づけるかしかないんだ。」
子は宝。みんなには日本をささえる、かっこいい大人になってもらいたいですね。
考える力やコミュニケーション力などを育むワークショップでしたぐぅ~。
今週の土曜日は3組の保護者様に個別説明会のご予約をしていただいています。火曜日は定員に達していますが、3月で卒業されるお子様もいらっしゃると思いますので、少しだけ枠が空いております。何卒、よろしくお願いいたします。

カテゴリーblog

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です