リーダーシップ

ナリスタでは学年が上の子をリーダーにして、下の子たちにフォロワーという役割を与えています。中学生以上になれば、仲間すべてがリーダーという意識を持つチームを作れるのですが、小学生にはまず役割を与え、それぞれのポジションを経験してもらいます。
本日はチームビルディングの進行に入り、あとは面接シートの作り直しをしています。同時にマッ〇ンゼーでコンサルをしていた方の採用基準という本を読んでいました。私の飲み友達にはマッ〇ンゼーで十数年働いて卒業した方がいるので、中のお話をよく聞かせてももらっています。
世界的に有名な会社なので、この本にはグローバルな会社の採用基準が書いてあります。
コンサルなので、採用の基準は問題解決力が重要視されるのかなと思っていたのですが、それは勉強すれば身に付くので(それなりのレベルは必要ですが)、そこまで重要ではないみたいです。
面接ではこんなところを見ているそうです。
「思考スキル+思考意欲+思考体力」
思考スキルは勉強すれば身に付きますが、思考意欲は考えるのが好きかどうか、思考体力は考え続けられる人かどうか、そんなところを面接で見ているそうですよ。
他にもいろいろ書いてありましたが、一番需要なのはリーダーシップがあるかどうかだそうです。最近では中国人の方がリーダーシップを含め、日本人より上を行っているそうです。まあ母数の話もあると思いますが。
面接シート作り直しの大枠を今日中に完成させたいので、終わりに本に書いてあった一文を紹介します。
------------------------------------------------------------------
「特に問題なのは、英語力に対してはそれなりに危機感がもたれているのに対して、「リーダーシップの欠如」に関しては、問題意識さえ欠落している、という点です。英語教育は遅まきながら、小学校から始めるべきか否かなど諸々の議論があり、英語を社内公用語にする日本企業も現れています。社員の英語教育に補助金を出す企業も少なくありません。しかし、「リーダーシップを小学校から教えるべきか、中学校から教えればよいか」という議論を聞いたことがあるでしょうか?社員のリーダーシップ研修を行っている企業はどれほどあるのでしょう?中学校以来、英語を勉強してきた授業数と、リーダーシップを学んできた授業数を比べてみてください。外資系企業がグローバルな統一採用基準を適用した時、日本での採用が他国に比べて難しい理由は、ひとつはもちろん英語力です。しかし、さらに深刻な問題は、その重要性自体が認識されていないリーダーシップの欠如のほうです。そして、実はマッキ〇ゼーが求めている人とは、この「リーダーシップ・ポテンシャルを持っている人」に他ならないのです。」
------------------------------------------------------------–
ナリスタで行っているチームビルディングでは、リーダーの子たちと私とでお話をしています。どのようにチームを引っ張っていくのか?いけばいいのか?、これも答えが一つではないので、場面場面で子どもリーダーと話し合っています。
長文になってしまいました。さて、面接シートの作り直し作業を進めます。
明日も楽しんでいきましょう!!

カテゴリーblog

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です