夏の特別プログラム「将棋講座」 パズル道場は対戦週 英語の授業もあります!!

今日は夏の特別プログラム「将棋講座第二回」でした!

将棋のルールを知らない子たちは、
☆2回目
・駒の並べ方の復習
・筋と段
*次回、駒の動かし方

を習いました。

来週には勝負ができればいいですね!!

IMG_0178

 

 

 

 

 

 

 

 

将棋のルールを知っている子たちには前回に引き続き、歩の使い方のお勉強。

今回はたたきの歩と連打の歩を学びました。

たたきの歩も連打の歩も自分が攻めやすい、または守りやすくするために歩を犠牲にして勝負を優勢にすすめるために打つ手ですね。

私も将棋初心者ですが、なるべく自分の駒を取られないように打ってしまいますが、勝つためには(大局でみると)わざと自分の駒を取らせて相手の駒を動かすということが必要になってきます。子どもたちの中には駒を絶対取られたくない、歩だって取られるのは嫌だという子たちが多くいます、というかそういう子たちばかりですね(もちろん次のレベルにいっている子もナリスタにはいます)。将棋の基礎ですが、まずは歩から攻めろという格言があります。大駒でがんがん攻めるのではなく、まずは歩から攻めて、銀や桂、香、そして最後に飛や角の大駒で崩す。大駒は先頭ではなく後ろで睨みを効かせる。

第一回二回と歩の使い方を学び、子どもたちの攻め方の幅も広がるのではないでしょうか。

講義を受けた後は実践練習です。

子どもたちには、「負けてもいいから今回学んだことを実践してごらん、そうしないと今までの自分の思考の枠の中での打ち方しかしないから。
負けてもいい、自分の知らないやったことのない指し方を実践で指してごらん」と。

私が将棋って面白いなとおもうのは、考え方が仕事や生活にいろいろと通じるところがあるなと思うからです。
今日8月の送迎を組みましたが、木を見て森をみないと送迎は組めません。保護者様のご要望が多く、その木を個々で見ていると絶対送迎は組めないのです。全体を見てどうすれば上手く流れる枠組みを作れるのか考えなければいけません。朝お迎えが早くなってしまい、ご迷惑をお掛けしているご家庭もあります、すみません。将棋は本当に人生に役立つと感じています!!ナリスタの子たちには将棋を好きになってもらい、考えることを楽しいと感じてもらい、将棋で学んだことを人生に役立ててもらいたいですねb駒の犠牲を嫌がると勝負には勝てない、将棋は決断の連続です、一つのミスで形勢が逆転してしまいます。最後に将棋の素晴らしいところは、勝負が終わった後の感想戦があることですね。

IMG_0176

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前の特別プログラムが終わった後は、午後の通常プログラム、パズル道場です。

本日は対戦週です、それが終わったあとは英語の授業。

もちろん外遊びで思いっきり走り回っていますb

すみません、8月のお迎え時間をずっと組んでいたので、担当の将棋プログラム以外は見ていません。。。

明日はキッズミーティングで決まった萩中プールに行きます!!

明日も楽しんでいきましょうb

将棋で考える力を鍛える。

先日の日曜日にナリスタ生徒が参加した将棋大会を見に行きました、Facebookにも投稿しましたね。試合を見ていると、ナリスタ生徒が相手の年下の子に開始早々穴を開けられ、負けてしまいました。

その負けてしまったナリスタ生徒の子が、今週の日曜日にも全国大会の予選に出るとのことでしたので、前回の負けの振り返りをしてあげました。前回は棒銀の攻めをされたことを教え、棒銀の攻めをされたらこう守らなきゃダメだよと教えました。また、守りながら攻めの形を作っていくこと。一部を見て考えるのではなく、大局で考えること。小さい子はとくにですが、自分のコマを取られたくないので、大局で見られないのです。自分のコマを犠牲にすることで結果、勝ち(詰み)に近くなるという思考ができない。

ちなみに大局の意味ですが、「物事の、部分的な有利・不利などの有様は別として、全体を見渡した場合の情況。 「―を見よ」」

ナリスタで働いてくれてる皆さんにもよく話しますが、忙しいと思う時ほど疑問を持つこと、そして時間に余裕があるときこそ物事の大局を見て思考してくださいと。物事を改善していく姿勢が大切である。現状を受け入れ思考を止めてしまうのではなく、疑問を持ち問題を見つけ改善していくこと。そして大局で物事を見ることで施設をよりよくすることができると。

将棋はいいですね、少し前に朝のニュースで私立の小学校が紹介されていましたが、低学年にはパズルと将棋をやらせているそうです。低学年には型を覚える授業ではなく、考える練習を繰り返しやると。その学校の高学年の平均IQは160だそうです。

考える力を育むのに将棋はとてもいいですねb

今年の夏休みは夏の特別プログラムとして、将棋講座を毎週木曜日に入れていますので期待していてください!

今週日曜日の将棋大会は応援に行くので、頑張ってください。

考える 考える 考える

【知的にタフな人にとっては夢のような時代が始まった】

それでは、新世界ではいったい何を頼りにすればいいのだろうか。
何もない。
私たちが上陸してしまった”新大陸”は、こうすればうまくいくという正しい答えを誰も知らない「インビジブル・コンチネント=見えない大陸」なのだ。
わかっているのは、これまで私たちが経験したことがないくらいのスピードで変化が進む世界だということと、その変化のスピードについていかなければ、あっという間に振り落とされるということくらい。かつて隆盛を誇った大企業でさえ、ひとたび乗り遅れれば、坂道を転げ落ちるように市場から消えていく。あなただってそういう例を、ここ数年でいくつもみてきているはずだ。
あのハーバード・ビジネススクールが、ケース・スタディーに使っている企業ですら、わずかこの数年で半分が潰れたり吸収されたりしている事実を、あなたは知っているだろうか。
ということはエコノミストや経済学者がいっていることを鵜呑みにして、「〇〇のフレームワークで考えると・・・・」などといっている輩がじつはいちばん危険だということだ。
頼れるものがなければ、自分の頭を頼るしかない。教室で誰かに答えを教えてもらおうとする「アカデミック・スマート」をやめ、現場で試行錯誤を繰り返しながら自分の答えを見つける「ストリート・スマート」をめざそう。それには古い知識をいくら暗記しても仕方がない。それよりものをいうのは、人よりどれくらい現状に即して考えたかのほうだ。
「思考力格差」の時代はすでに始まっている。今後は人の二倍考える人間は十倍の収入を得ることができる。三倍考えれば百倍の差がつく。
もし十倍考えることができれば、その人は時価総額一兆円企業の創業者になれる。知的にタフな人にとっては夢のような新天地だか、一方で知的に怠惰な人にとっては、息をすることすらツライ世界かもしれない。

大前研一

今読んでいる本の内容です。

ナリスタで子供たちに学んでもらいたいことの一つ、考える力。
ナリスタアップでいつやろうかなと考えている、子供たちと仮の会社を作って実際に商品を開発、販売してみるワーク。
「アカデミック・スマート」ではなく「ストリート・スマート」。答えのない問題に対して、考える練習にはもってこいのワークですよね。しかも実際に販売するから手は抜けない(笑)

ナリスタアップに子供たちが慣れたら、会社(仮)を作って実際に商品を販売してみようワークをやります。