志 やり抜く力

なぜ志を抱いて生きることが重要なのか

次になぜ志を抱いて生きることが大切なのかということを考えてみよう。
経済発展が著しかった時代は、自らの生き方や、自分の人生をかけてコミットするようなことを、自ら意図的に探しに行かなくとも、会社や上司が次々にテーマを与えてくれ、それにただひたすらに取り組めば、目標を達成できるケースが多かった。
経済全体の規模が大きくなる時代においては、自然な成り行きの中で、企業内でのポジションが増え、昇進昇格が果たされ、職責が広がり、部下の数も増える。
そうしたプロセスの中で、精神的な充足感も比較的得やすかったのである。
しかし、現在の日本は、少子高齢化、経済のゼロ成長、産業の空洞化といった、厳しい時代になっており、自ら何かをつかみに行かなければ、誰も何も与えてくれはしない。
だからこそ、自ら積極的に、
「自分は何を付加価値として世の中に還元するのか」
「何のために働くのか」
「自分の今の時間をコミットしてやるべきことは何か」
といった、自分起点の志を見つけることが重要になってくるのである。

本書では、志を「一定の期間、人生をかけてコミットできるようなこと(目標)」と定義した。
しかし、受験勉強の影響を強く受けた世代の日本人は、一般的に人から与えられた問題に正しい答えを出すことには慣れているが、自らの意志として、何を成しえたいか(コミットすべきか)といったことにしっかりと向き合い、考えることは不得意ではないだろうか。
その結果、志を持たないまま、志を意識しないまま淡々と時間が流れて行くといった状況になりがちである。
もちろん志を意識しなくても生きていくことはできる。しかし、初期段階の小さい志は何なのかを真剣に自らに繰り返し問いかけ、高い次元で成果を上げていくことで、志を大きく成長させることができるのである。
我々は、志の成長を通じて、より実りの多い人生を歩む可能性が高まると信じている。なぜなら、後に示すように、個々人の志の成長は社会にとっても新しい価値をもたらす可能性が高いものだからである。
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今読んでいる本ですが、先日フェイスブックに投稿したTEDのグリッドのお話のヒントになるかなと購入しました。
志がやり抜く力(グリッド)を支える原動力となる!!かも・・・

来週も楽しんでいきましょうb

出会った人が先生である   糀谷 蒲田 民間学童 教育 夢 目標

今日は「教育漢字」が選定された日だそうです。「教育漢字」とは、小学6年間で学習する漢字のことです。

要するに、教科書に載っている漢字ですが、最初に選定されたのが1948年で、何度か追加や削除を繰り返し、現在の1006字になったのが1989年です。

既に25年以上も経過しており、今ではあまり使われない「俵」や「蚕」が載っているにもかかわらず、日常漢字である「誰」や「彼」等は載っていないんです。

「教育は新鮮なナマモノ」だと思っておりますが、このように古い制度やルールもたくさんあるなぁとつくづく感じました。

 

さて、今日はチームビルディングの日ですが、最近のナリスタではこれまでの「チームでお題に挑戦し、それを作って振り返る」というだけでなく、プレゼンやアクティブ・ラーニング等、多岐にわたっています。

今日は「身の回りの職業」について、どんなものがあるか考え、チームで共有し、発表をしてもらいました。

 

導入として、子どもたちには「みんなの夢は何?みんなの前で発表して!」と伝えました。

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ラグビー選手やアイススケートの選手といったスポーツ系から、パン屋さんなどメルヘンな職業、科学者や考古学者といったなかなかスルドイ職業を発表してくれました。

 

その後は、個人で「職業紹介」をしてもらいました。どんな職業でもOK。もし、思いつかなければ、自分がなりたい職業やお父さんやお母さんの職業を参考にしてもいいです。

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個々で考えた後は、チームで共有。その仕事もいいねぇと、盛り上がっていました。

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最後に、チームの意見をまとめて、発表!

前回と違って、発表はかなり上手にできていました。

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発表で大切なのは、発表者だけでなく、実は、聞く側も大切です。聞く側の態度が「いいかげん」だと、発表者はとてもツライ気持ちになります。

子どもたちにはそれを伝えました。

 

誰かが発表する際は発表者の方を向き、目を見る。話に「うんうん」と頷いたりして、反応する。話し終わったら拍手や「いいね」をする。

当たり前のことですが、とても大切なことなので、今後も厳しく伝えていきます。

 

考える力、話す力、聞く力、まとめる力など、火曜日のカリキュラムは学べることが盛りだくさんですね。来週も期待していて下さい!

 

明日も宜しくお願いします。

夢にときめけ 明日にきらめけ   糀谷 学童 教育 夢

いよいよインフルエンザが流行してきたようで、少しずつお休みが目立ってきています。どうぞお大事になさって下さいませ。

先週の土曜日は、漢字検定に、塾の模擬試験にと、皆様ありがとうございました。

 

私はと言うと、寒くて外に出るのが面倒になり、マンガを読みながらゆっくりと過ごしてしまいました。『ROOKIES』というマンガをご存知でしょうか。15年ほど前に連載していて、数年前にドラマ化されていました。GReeeeNというバンドの「キセキ」という歌も有名ですね。

このマンガ、私にとっては教育のバイブルなんです。大学生で、「将来どうしようかな」と考えていた時に、「教育っていいな」と思ったキッカケでもあります。

 

とにかく、主人公の熱い熱い熱血教師・川藤先生が不良たちばかりの野球部をまとめて甲子園を目指すという、昔ながらのスポ根マンガですが、ところどころで「夢の大事さ」を伝えます。表題の言葉も作品中に何度も出てきます。

久々に読んでも、やっぱり感動しますね。川藤先生のような先生(あるいは人間)になりたいと改めて感じます。とても良いマンガですのでオススメです。(喫煙やケンカ等の暴力シーンが多々ありますので、子どもには見せられないかもしれませんが・・・)

 

 

 

そんな川藤先生になったつもりで、今日から帰りの会の内容を少し変えてみました。月の初めの週は、子どもたちに「今月頑張りたいこと」を一人ひとり発表してもらいます。それを月の最後の週に振り返って、「どうだったか」を発表してもらいます。

「学校の算数のテストで80点とりたい!」

「けん玉の技ができるようになりたい!」

「宿題をしっかりとやれるようになりたい!」

「忘れ物をしないようにしたい!」

 

と、皆の目標はそれぞれ。どんな目標でもいいんです。夢や目標をもって、それを叶えるためにどうするのかを一緒に考え、絶対に叶えましょう。きっと、みんなならやれると信じてますよ。人間として最も大切なこと、それは「夢を持ち、夢を貫くことの大切さを忘れないこと」

 

川藤先生みたくなってきましたね。今日来られなかった子どもたちには明日以降で聞いていきますからね。

 

 

さて、今日はことばの学校ですね。国語力が重要だと言うことはこれまでも散々お話してきていますが、国語力はそれがついてきたのかどうかがなかなか見えにくい点がやっかいです。

しかし、ことばの学校にはそれを補う「読書診断指数」という分析テストがあります。ことばの学校を受講している人も、これから受講を検討される方も、是非、受けてほしいと思っています。(ナリスタのことばの学校受講生は必須だと思っていますが・・・)

 

読書診断指数についてはこちら>>>>

 

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明日はチームビルディングの発表ですね。今週もよろしくお願いします。